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記憶結晶について、
私から説明するわね! |
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簡単にいえば、
魔剣を強化する新種の魔石よ んー魔剣少女たちが身につける 《アクセサリー》のようなものを 想像してもらうといいかしら? そもそも魔力の源である魔素に内包される基礎的魔導結晶体の構成マトリクスは6次元方向記憶素子によく似て――― |
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流石でございます、クランベリー様。
ですが、こちらを読んでいただいた方が 魔剣使い様には、 わかりやすいかと存じます。 |
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あー…、確かにそうかも…
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こうして、鍛冶病院アスクレピオス院長クラ
ンベリー氏と我らがロルリアンレット世界図
書館の研究員によって発見された新魔鉱物は
《記憶結晶》と命名された。
記憶結晶とは、魔界に漂う様々な思念が結晶
化したものであり、クランベリー氏の言葉を
借りるならば「非常に高純度な記憶結晶は魔
剣魔核と遜色ない」程の魔力結晶体である。
全ての発見は魔剣魔核と類似する構造の魔力
結晶体が発見されたことから始まった。
砕けた魔核と思われていた鉱物が、実は新種
の魔石だった、とも言ってもよいだろう。
魔剣研究史に刻まれる偉大な大発見である。
また、記憶結晶を語る上でクランベリーロル
リアンレット現象は外せない。
この現象は、記憶結晶が魔剣魔核に作用し、
記憶結晶内の思念や記憶が一時的に魔剣側と
同化に近い結合を見せることを指す。
つまり、結晶内の記憶を魔剣のものにできる
ということである。例えるならば、
「攻撃」の記憶を取り込んだ魔剣は、直ちに
攻撃性能が上昇し、「移動」の記憶であれば
その魔剣のスピードが上昇するのである。
だが、魔界中の研究者たちを驚愕させたのは
以上のような”有名な発見”ではなかった。
それは、小さな歪み、あるいは隙間、余裕、
スペースやスロットと言っても良い【間】、
魔剣に"予め用意されていた"かと思える様な
記憶結晶を取り込む「場所」の存在だ。
かねてより魔剣には各々異なる【記憶余白】
が存在することは知られていた。
私には、それらの余白たちが、今回の発見を
待ちわびていたかのように感じられる。
だが全ては推測に過ぎない。
真相はまだ深い闇の中のようである。
――魔剣研究論考 第9章 記憶結晶についての考察と推敲
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…な、長くない?
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これもワビサビでございます。
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