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――ついに来たわね、ノートゥング。
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!?
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何を驚いているのかしら?
魔剣の中の魔剣にして唯一の完成品、 この魔剣グラムを前にして失礼よ? |
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いえ、あまりにもナチュラルに登場するものだから、つい…。
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魔剣グラム様はこの魔剣、ノートゥングのことをご存知なのですか?
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ええ、同系伝承をルーツとする『完成品になれなかった到達点』――
…とでも言えばいいかしら? |
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と、到達点…!?
たしかに魔剣機関の資料ではランクSS…!! この魔剣にそれほどの性能が…? |
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しかしグラム様、不躾ではございますが、
どうも見た限りでは戦闘に不向きな様相ですが…… |
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あー……
そうね、そう見える…わね、 でも一応戦闘用なのよ、これでも。 |
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んーー、なんというか戦闘用というより
キラッキラにおめかしして ちょっと本気出した合コン用というか… |
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ええ、だから
戦闘用
なのよ。
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……え?
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今夜こそいい出会い見つけちゃうぞ的な?
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マスターに嫌われたくないそうよ?
この完成品である私には全く理解できないけれど。 |
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!?!?!?!?
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まぁ、見た目に騙されないことね?
なんて言ってもノートゥングは――… |
「喋りすぎだよ、グラムちゃん…♪」
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…――なんでもないわ。
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なに今の、超常的な力でノートゥングのオーラを感じたわ……
はぁ……、魔剣グラムシリーズはそもそも修理が超絶難しいっていうのに、異なる魔剣の到達点な上に稀少種《無属性》だなんてね…… |
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ノートゥング様の伝承を知り得ても口外するのは必要最低限に留めておきましょう。
それがどうやら我々の身のためのようですが、もちろん、知る権利はありますので…… |
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むしろそれをネタにして悪戯のひとつでも仕掛けてやりたいところだけれど……
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わくわくするわ♪ 楽しみですわ♪ こころ躍るわ♪ |