|
エクス…レプリカ…?
この髪飾りどこかで見たような… |
|
これは――
勇者ルル様の魔剣「ノイズ」、そして例の魔剣使い様の魔剣「ガラティーン」のものと同じでございますね。 |
|
|
お、同じっていうか、同じも同じ…!
この子のエクスってまさか――!! |
|
ぐはー!あれあれレプリカちゃんじゃん♪
|
|
ガ、ガラティーン!?
どうしてあなたが ていうか、そのメイド服…! |
|
ガラティーン様にはメイド見習いとして世界図書館の仕事を手伝ってもらっているのです。
|
|
|
ぐはは♪マスターちゃんには内緒ね?
ちょっと遊びに行ってることになっててー |
|
あなたが修行なんて珍しいわね……
どういう風の吹き回し? |
|
そうそう!それ!
れ・ぷ・り・か・ちゃん! |
|
ああ、なるほど、そういうことだったのですね。
|
|
|
ちょっとちょっと、どういうことよ!
|
|
その子の名前はエクス=レプリカ!
魔剣真名はエクスカリバー・ファルシュ・ファクティス・アマンテレプリカント! つまり、ウチと同じ原初六魔剣が一振り、EDEN有する魔剣エクスカリバーの直系っ! ――…とはちょっとちがうかもしれないけど、だいたいそんな感じ! |
|
レプリカ……
つまりエクスカリバーの贋作…? |
|
おそらくはご名答でございます。
そしてガラティーン様はエクスカリバーシリーズの新たな製造解禁に伴い、マスター様を奪われまいと陰ながらメイドとして修行を積もうと考えられた――そうでございますね? |
|
|
ぐっはー!
……黙っててごめんなさい。 |
|
んふふ♪なるほどなるほど……
でもこの子、レプリカもメイド服を着ているけれど、これも世界図書館の仕業なのかしら? |
|
ぐはー、それはちがうよー!
|
|
伝承によりますと、本家本元エクスカリバーに近づくための修行の一環、のようでございますね。
|
|
|
変な子だよね?でも――
|
|
いいえ、言わなくてもわかるわ。
そんなこと普通は思わないもの。 『原初六魔剣に追いつこう』なんて巫山戯たことはね……! そしてこの子は間違いなく『普通じゃない』……!! おそらく段違い、――いえ、桁違いに!!!! |
|
追いつく算段がある、あるいは背中が見えている、と?
|
|
|
魔剣同士の戦いの決着は、実質魔剣使いの技量や能力の差によるものがほとんどなの。
普通は魔剣が単体で超伝説級の頂点に挑もうとはしない、魔剣使いの思いを受けて力を貸すことはあってもね。 それでもなお、原初六魔剣を地で目指せるとしたら同等のポテンシャルをもっているか、自信過剰のお馬鹿さんのどちらか。 |
|
ぐはー!クランさんは魔剣の気持ちがわかるんだねぇ!流石は魔剣医師♪
|
|
……まぁ、仕事だからね♪
|
|
ちなみにレプリカちゃんは『両方』かなー。
|
|
『エクスカリバーに匹敵』し、なおかつ……
|
|
|
それを実行できる『お馬鹿さん』ね……。
ガラティーン、あなたが焦って修行をはじめるのも無理はないわ。 |
|
ぐはー♪痛いとこ突かれちゃったー!
でも、まぁ、レプリカちゃんもきっと運命の使い手を探してるから、たぶんウチのマスターと近いうちに巡り逢うと思うんだ。 |
|
魔剣の勘ってやつかしら?
|
|
えへへ♪
|
|
(となると、EDENには《本家》エクスカリバー様と《例外》ノイズ様に他多数のモデュレイテッド、
一方、魔剣機関には《太陽》ガラティーン様に《贋作》レプリカ様…… 果たしてここから盤面はどう動きますかね……) |
|
|
まぁ、魔剣機関の狙いが何であれ、ケガをした魔剣を修理するのが私のお仕事だからね!
原初六魔剣だろうが聖剣だろうがなんだって任せてもらうわ? それに、エクスカリバーシリーズは独特な構造をしてるからもっと研究してみたかったのよね♪ |
|
レプリカ様に関する文献は非常に少ないですが、それは実在するという証左。
確実に起こる未来の不幸をみすみす見逃すほど世界図書館は甘くありませんので、あしからず。 |
|
|
ぐはー!これ一度やってみたかったんだー!
せーーのっ! |
|
わくわくするわ♪ 楽しみですわ♪ ぐはーーー♪ |