魔剣機関 魔剣管理局です。
新たなランクSS魔剣の最新情報を入手いたしました。












《風属性 大剣型》
2月1日16:00頃製造解放予定!

新SSグラーシーザ=オーガ
ふぅん、これが魔剣機関が解禁した新たなる魔剣ね……
材質と形状から察するに稀少竜族『絶鬼王』でしょうか……?
あぁもう!私に構わないでもらえるかしら!
別にいいじゃない♪
減るもんじゃないしー♪
減るわよ!
グラーシーザ、あなたと一緒にいると私の心がすり減るの!
騒がしいと思ったらミストルとグラシーね?
はぁまったく毎日あんなに仲良くしてよく飽きないわね。
な、仲良くなんてしていないわ!
私はこんなデリカシーのない無駄に大きな魔剣に興味なんかないもの。
んー?だったら無視すればいいだけなのに、どうして本気で逃げないのかなぁ?
に、逃げているわよ……。
どこまで逃げてもあなたが追ってくるんでしょ?
ふふ♪だってミストルテインが捕まえてほしそうに逃げるから♪
ね、お姫様っ!
きっ!気安く触らないでもらえるかしら!
それに、お姫様なんてガラじゃないわ……
まぁまぁ、2人とも落ち着いてくださいませ。
そういえば2人は何をしているのかしら?
これは……新しい魔剣の資料ね!
ふむふむ、えーとなになに……
あ、もう!機密情報なのに!
しかしながら、ちょうどよかったかもしれませんね。
はぁ……、まぁたしかにそうだけど。
ふん、どんな新しい魔剣が来ようとも私は私。
グラーシーザ、あなたに負ける訳にはいかないわ。
…………。
……?
グラーシーザ?
……姫?
もう、まだ言っているの?
だから私は姫なんてガラじゃ――
…うん、うん!
間違いないわ!これは姫よ!
――え?
この私グラーシーザと同型魔剣……!
同一伝承に纏わる竜騎の姫――!
グラーシーザ=オーガ様…!!
えっ、えっ…?
やはりそうでしたか。
グラーシーザ様の伝承に纏わる竜族『剣聖牙』の中の希少種にして支配階級オーガ……。
生命力と生存能力、知性と暴力を併せ持つ竜族はただでさえ稀少。
その中でさらに希少種となれば、その魔力と権力がどうであったかは想像に難くないわね。
あの、グラーシーザを、支配するもの……?
そう!オーガ様は我々竜騎の魔剣を統べる絶鬼の王!
そして、姉妹同然であり無二の親友であり戦友よ♪
――姉妹、親友、戦友……
でもグラーシーザ、あなたさっきオーガを「姫」と呼んだわね?
失礼ながら、グラーシーザ様の伝承に「王政」関係はなかったと記憶していますが……
そのとおり♪
でも、私は決戦の竜騎グラーシーザ!つまりナイトね?
であれば、ナイトが守るのはプリンセスと相場が決まっているわ♪
2人の中だけの「姫」と「騎士」でございましたか。
主従関係における信頼の深さ、感服いたします。
信頼……
ふぅん、まるで恋人みたいね♪
恋人……!
あーー……
となると、あの子にも一応伝えておいたほうがいいかしら。
あの子?
ん!ちょうどいいところにいた!
キーラちゃーん♪
この"天災"ミストルテイン=キラに何か用だったかしら?
…………。
ど、どうしたのお姉ちゃん、大丈夫…?
ねぇねぇ、これを見て!
今度解禁される 新しい魔剣 ひめ よ♪
ふん、どんな新しい魔剣が来ようとも私は私。
誰にも負ける訳にはいかないわ。
……ん?…ひめ?
あら?キラも姫、
――オーガを知っているの?
……お、おーが?
ミストルテイン様とグラーシーザ様の関係を考えれば、ご存知でもおかしくはありませんね。
もももも!もしかして!
グラーシーザ=オーガのこと!?
ええ、そうだけれd――
おおおお、お願いだから私に近づけないでもらえるかしらっ…!
この話はもうおしまいっ!!!
あぁん、もう逃げちゃった♪
なにか……あるのですね……
司書メイドの血が騒ぎます……
うふふ♪それにしても、姫と私が同じマスターの元で戦えるなんてわくわくするわね♪
……そう、勝手にしたら。
……!!
み、みすとるt……
もうやめて、話しかけないで。
ミストルテイン……
……私はそのオーガとかいう魔剣の代わりだったんでしょう?
深く信頼しあっている「お姫さま」と仲良くすればいいわ。
はぁ、もうしょうがない子ね。
んーー、どうしたのかなぁ?
嫉妬しちゃったぁ?
うるさいわね!
そんなのじゃないわ!
あはは、本当に怒っちゃった。
もう、拗ねないで♪
あれ?どこかいくの?ねーえー
ついてこないでもらえるかしら!
失礼するわ!クラン、マリー!
あーあ、ついに怒らせちゃったわね。
ふふ♪……気付きました?
グラーシーザが「姫」を使う時、ミストルに言うときだけちょっとだけ照れてることかしら?
それともミストルにだけ「お姫様」と丁寧に言うところかしら?
そのことに、ミストルテイン様も気付いているところ、でございます♪
喧嘩するほどなんとやら、なんていうけれど、
はぁ、まったく仲がよいことこの上ないわね。
まったくもって。
――で、問題はこの子。
あのグラーシーザに「姫」と呼ばせる破壊の化身、竜の鬼のお嬢様オーガ……ね。
人類を滅ぼす気がなければいいのだけれど……
あの"天災"キラ様が青ざめて逃げ出すほどの存在であるのなら、その力はまさに災害そのものと言えるかもしれません。
人類に扱いきれるかどうかギリギリといったところでしょうか。
どう?勝算はある?
クラン様がお考えの通りです。
ふふ、ならば人類の偉大さってやつを教えてあげましょう。
鬼のお姫様に、魔剣は魔剣使いと対でこそだと骨の髄まで♪
ええ、そのために努力は惜しみません。
まだまだ仲の良いあの子たちを見ていたいですから♪


わくわくするわ♪
楽しみですわ♪



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