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斬鉄剣――!! ざんてつ先生――!! |
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……ん?
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…………。
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(「先生」って言った?愛称かな…?)
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(ついうっかり作家名の方で呼んでしまいました……)
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斬鉄剣――。
彼女が冠する【鉄】は材質のそれじゃない。 いわば《切れそうもないモノ》の総称、あるいは代名詞。 翻せば"なんでも斬れる"ことへの最上の形容と言えるわ。 |
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(伝承に残る彼女の書はどれもこれも素晴らしく)
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斬れる対象はおそらくは物理に限らない。
光や魂など触れることの出来ないもの。 魔力や霊力といったエネルギー概念。 真理や因果、やろうと思えば可能性、なんてものも斬れるのかもしれないわ。 |
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(幼くあざとさの残る展開と言われることもままありますが)
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いえ、未来の可能性を刈り取る魔剣なら心当たりがある。
近未来可能性への因果律操作なんて、選ばれなかった可能性を斬るのと同意とも言える。 つまり、斬鉄剣の能力は【斬る】という現象をもってアウトプットされるけれど、その本質は全く別! まさか複数の能力を同時に並行励起させ、同一現象をもって統一性を保っているのだとしたら……! |
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(込められた膨大な愛と時間は筆舌に尽くしがたく!)
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ふふ、おそらくルーツは全く異なる奇跡の産物なのでしょう。
斬ることに特化し、兎にも角にも斬ることに全てを懸けた結果、次々に手に入れた能力が彼女を『斬鉄剣』たらしめた…! |
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(計算しつくされた描画力と丁寧な心理描写で作り込まれた世界は神のそれ…!)
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誰もが一度は握り振ってみたいとされるアイドル魔剣とは一線を画する、彼女に斬られてみたいと思えるほどに心酔できる絶対の刃。
最強のアイドル魔剣と評価されるのも頷けるわね。魔剣太刀界、――否、魔剣界のアイドルの頂点と言っても過言ではない。 それほどのオーラと実績、そしてなにより風格が彼女にはある。 |
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すばらしいわね! すばらしすぎますわ……! |
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……ん?
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…………。
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……ねぇ、今までの話、聞いてた?
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ええ、もちろん。
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…………。
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…………。
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問題!斬鉄剣の名前の「鉄」は「切れなそうなもの全般」を指すと私は説明しましたが!
例えばどんなものが含まれると言ったでしょうか! |
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光、魂、魔力、霊力などのエネルギー、
真理、因果、可能性――……! |
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正解!
あれだけ物思いに耽りながら話を聞けるなんてさすがは世界図書館のメイド長ね。 |
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いえいえ、興味の分野が似ているだけでございます。
そして、おおよそクラン様の考えはあたっていると思われます。ほぼ私も同意でございます。 ですが、正確にはもう1つ、彼女が斬れるものがあると私は考察しているのです。 |
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――!?
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あくまで仮説でござますが、
仮に【世】あるいは【世論】を斬れるとしたら―― |
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心理誘導、いえ掌握!
そうか【斬る】という現象の使い方を変えれば、精神を破壊するのではなく操作が可能――!! |
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彼女自身に世界を操作しようなんて大それた考えはおそらくないでしょうし、
そんなことを考える小者に彼女は扱えないでしょうから、事実上の心配はさほどないと思います。
せいぜい、素晴らしい創作物をもってして人々の心に影響を与える程度。 |
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あぁ、だから先生。
作家としての愛称なのね【ざんてつ先生】。 アイドルに作家に、デキる魔剣は大忙しねぇ。 |
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こちら、おすすめの一冊です。
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あら思ったより薄い…。
ふぅーーん?どれどれ……。 ん、んんん…… …え、これ、え、えええ…… あーーーーーーー…… |
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ちょっと、これ、え?いいの?
んはぁーー尊い…… って!ちょっとちょっと!…… あーーーーーーー……!!! |
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いかがでしょうか。
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ざんてつ先生は天才のそれね!ざんてつ先生天才!!
いやこれ、ほんと、どうして今まで知らなかったの! |
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今夜、世界図書館を貸し切りにしておきます。
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伺うわ。
あれよ?別に本が読みたいとかそういうのではなくて、 斬鉄剣の修理を依頼されたときのために準備しておくために書籍をね、ちょっと見ておかないといけないから。 |
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お手伝いいたします。
おすすめは実はもっとたくさんあるんです。 斬鉄剣様の詳細を深ぼるためにももっともっとたくさん読まなくてはいけませんね。 |
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わくわくするわ♪ 楽しみですわ♪ |