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鍛冶医師クランベリー
まさか製造可能な段階まで来ていたとはね…… |
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世界図書館メイド長ププッピマリー
そして、 特にセイブザオーダー様は強くも儚い悲運と破滅の魔剣でございますね。 |
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たしかに、伝承の詳細に差はあれどセイブザオーダーが登場する伝説はどれも物悲しい最後よね。
信じる主のために命令を遵守するのが魔剣の役割。でもそれが遠因となって自らの主を苦しめることになる…… |
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かつてアヌビス様やロイヤルクラウン様も同じことをおっしゃっておりました。
『魔剣は兵器。誰かを傷つける道具。だからいつかその痛みは自らに返ってくる』と。 |
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ふふ♪ そう考えると、魔剣使いというのはダメ男の極みのような人よね?
ぜーんぶ女の子に頼って生活して、挙句の果てにツケが全部返ってくるなんて! |
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魔剣『セイブザキングス』
だ・か・ら、魅力的なのですよ、我が王は。
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あら、キングスってダメ男好きだったかしら。
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どんなに愚鈍な王であっても立派に育て上げる魔剣セイブザキングス様。
いわゆる"扶養したい系ダメ男好き"でございますね。 |
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魔剣『セイブザクイーン』
ちょっと、キングス!
先生方の邪魔をしてはいけませんよ! |
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あらあら?クイーンもわかるでしょう?
主がダメであればダメであるほど燃える……いえ、萌える気持ちが! |
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わかりませんし、わかりたくもありません。
それに!仕えるマスターのことをダメなどと表現するなんて魔剣として在るまじき姿ですよ! |
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『淑女たるもの、礼儀・礼節を忘れずに』でしょう?
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そうです!
我々護皇三魔剣は由緒正しき剣であり盾! 主を守りこそすれ貶めるなんて以ての外です。 |
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ふふ♪そのわりには……、スカートを、えいっ!
ほらご覧になって先生方、クイーンったらすごいえっちなの履いてるでしょう? |
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ほほう、これはこれは……
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なるほど、これは世界図書館としてきっちり記録しておかねばなりませんね……
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なななな!何をするんですかキングスっ!
下着は見世物ではありませんよ! |
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『淑女たるもの、礼儀・礼節を忘れずに』!
ずいぶんと礼儀正しいおパンツですこと♪ |
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ちがっ…!
これはアロンダイトが…、その…… |
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格好つけても仕方ないわよ、クイーン。
私たちは私たちらしく自然でいましょう? そうでないと"あの子"のようになってしまうわ。 |
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ええ、そうですね……。
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あの子、というのはセイブザオーダー様のことでございますか?
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そのとおりです、先生方。
あの子は、オーダーは…… |
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それは内緒でしょう、クイーン。
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――"天才"すぎた…、ということかしら。
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!!!
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流石、先生方にはお見通しでしたか。
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セイブザオーダー様の伝承は必ず『光を失う』終わり方をいたします。
それは、オーダー様が戦うこと、主に仕えることを諦め刃の輝きを失うことを指しているのだと推測いたしました。 |
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彼女は必ず命令を遵守しその願いを達成した。
その結果、彼女の使い手は身を滅ぼした。 いつしか彼女は誰かに使われることを望まなくなった。 そんなところかしら? |
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ですが、それは逆に言えばこういうことになります。
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『身の丈に合わない力そのもの』 |
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つまり、セイブザオーダーは悲運と破滅の魔剣なんかではない、というのが私たちが出した答え。
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彼女が仕える主である魔剣使い様が、オーダー様の持つ力以上に大物であればよいだけのこと。
となれば――…… |
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――!!
なるほど、言いたいことは予想できました。 |
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そんなことだろうと思ったわ。
確かに我が王であれば可能性はゼロではないと思いますけれど―― |
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何を言っているのキングス?
『身の丈に合わせる』のはあなたの得意分野でしょう? |
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オーダー様が再び主を信じ頼れるように支えること、それは主を護ることと相違ありませんでしょう、クイーン様?
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歴史上セイブシリーズを全て手にした王はいなかった。
ゆえに、セイブシリーズは悲運の魔剣と呼ばれるようになった。 |
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どうでしょうクイーン様、キングス様。
オーダー様を手にするに相応しい王の育成に力を貸してはいただけませんか? |
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ええ、もちろん!
私は勝利を約束する魔剣セイブザクイーン! 我らが王にさらなる栄光を! |
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むしろそれこそ我が本懐にして我が誓い!
セイブザキングスの名の元に主君の覇道を証明いたしましょう! |
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うふふ!きまりね!
悲しみにくれる魔剣のメンテナンスはうちじゃ取り扱ってないのよっ! 必ず幸せにしてあげるわ!セイブザオーダー! |
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むしろ本番はこれから。
ですが、彼のポテンシャルなら必ずオーダー様の信頼を勝ち得ると信じております。 唯一無二の王であらんことを。 |
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わくわくするわ♪ 楽しみですわ♪ |