強き者が弱き者を守る。

……立派なことです。





でも、終わることのない苦しみも

狂ってしまいそうなほどの恐怖も

強者であるあなたにはわからない。





傷付かないように匣に仕舞い

折れないように大切に守って

それで誰かを救ったつもりですか?















真の救済は、強者であるあなたには成し得ない。

だから、代わりに私が救って差しあげましょう。























簡単です。


















──みんな、 ってしまえば楽になれるのですから。













9月某日、救済執行──