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クラン
うぅ…ぐすっ、すてきな最終回だったわ…!
でも、できるならもっと読みたかったわよぉ…!! |
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マリー
クラン様?
そんな隅っこでお嘆きになってどうされたのですか? しかも週刊雑誌をお持ちになって |
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聞いてよ、マリー!
あの名作漫画がついに最終回を迎えたのよっ!!!! |
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なるほど…
その作品の話でしたら、私の耳にもよく届いておりました クラン様の反応を見るに感動的な最終回だったようですね? |
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ええ! この時代、この日に生きていてよかったって
心の底から思えるくらいのハッピーエンドだったのよ♪ |
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どれどれ…なるほど
最終回に至るまでの全ての過程が集約し、タイトル回収や未来への希望 そして作者のシンプルながらも力強いメッセージ…素晴らしいですね |
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正直に言うとね?
中だるみを感じた時はあるし、読むのをやめたこともあるの でも最終盤の怒涛の展開や、この完ぺきな最終回を迎えると、 終わりよければ全て良しは本当なんだって思ったわ |
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それは喜ばしいことですね
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悔いのない人生…なんてすごく難しいけど、
私も最後の時に「満足だった」って笑顔で言いたいわね♪ この漫画の主人公みたいに |
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それでは……
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ちょーっと待ったっ!
その先は「それでは、エピローグを使うのはどうでしょう?」とか 言うつもりだったんでしょう!? |
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なんと…! さすがはクラン様、慧眼ですね
こちらにエピローグの情報をご用意しておりました |
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そして、この先の展開は分かっているわ!
危険だと言われるエピローグの噂は誤解だったと言うんでしょう? 違う? そう何度も同じパターンは… |
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違います
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えっ!?!?
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ふふ♪ ではクラン様を驚かせられたところで、
終幕詩篇エピローグの力について解説をいたしましょう |
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このエピローグが、
この間紹介してくれたプロローグの妹ちゃんなのよね? |
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はい、世界は神様が描いた物語という伝承から生まれたプロローグ
その姉妹魔剣であり、 使用者の物語、その終わりを改変する能力を持っております |
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それはワクワクする能力ね!
望むままの結果を得られるように世界に干渉できる魔剣なら、 王様になりたい!と願えば、それを叶えることもできたり? |
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使いこなすことさえできれば、
エピローグは望むままの終わりへと使用者を導くことができます |
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プロローグがきっかけや道を拓いてくれるのと比べて、
エピローグはより具体的な力という印象ね でも、どうしてマリーはこの子が危険だというのかしら? 結果が予想できる分だけ対処しやすいと思わない? |
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より正確に言うならば、
プロローグよりも取り扱いの危険度が高い魔剣と考えているのです その力を発揮するために必要なリスクを考慮すると、ですが |
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プロローグが引き起こした「始まり」は、
使用者が責任を取らなくてはいけない…というのは覚えているわ だったらエピローグの「終わり」は使用者に…あら? |
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どうされましたか?
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プロローグを使って改変した「始まり」
そのツケを自分が支払わなければいけないというのは理解できるけど 「終わり」のリスクとはなんなのかしら? |
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鋭いですね
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まさか…そこで人生が「終わり」だなんて言わないわよね?
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ふふふ♪
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ちょっと!? 一回使ったら、人生終わりっていうこと!?
そんなの怖くて使えないじゃない!! |
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これは失礼。すこし怖がらせすぎてしまいましたね
エピローグの代償は、使用者の人生そのものといえるものなのです それは例えば人生の積み重ねや、未来の可能性です |
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なるほどね…
物語に例えるなら、納得のいくエンディングを迎えるためには それまでの旅路や冒険が必要不可欠ということ。そうでしょ? |
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プロローグへ身の丈に合わない始まりを願えば、物語が破綻するのと同様、
身の丈に合わない結末を求めるならば、物語が破綻するだけでなく 未来すら犠牲にすることが必要になります。もうここで終わって良いと… |
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逆に考えれば、本当の本当に終わりを覚悟できるなら、
クライマックスという最後の輝きを示すこともできる… リスクを受け入れられれば、ね |
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だからこその、危険な力です
望む終わりに相応しい経験と力を蓄えた魔剣使いでなければ再起不能 あるいは、未来全てを犠牲にした生きる屍になるでしょうね |
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鮮烈な、誰の記憶にも残る最終回…
考えてみれば、そうやすやすと迎えられるはずがなかったわ |
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魔剣少女としてのエピローグも、
自分を求める人々が、己の人生を賭した結末を迎えることに 強く惹かれておりますし、 自らの行く末、そして結末を決断できる者でなければ犠牲は免れません |
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ある意味で終わりというものがない魔剣少女にとっては、
人間たちの短くも、輝いた人生の終着点に憧れるのかもね |
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さて、エピローグの力を紹介しましたが、
クラン様はこの魔剣をどのように評価されますか? |
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…確かにマリーの言う通り、
プロローグよりも使用難度が高くて危険な魔剣というのは確かだし、 そのリスクを天秤に賭けるに相応しい成果をくれる魔剣だと思うわ |
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つまり、エピローグの導きに従って、
歴史に残るような終わりを迎えるべきだと? |
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それを自分で選ぶことが大事なのよ
だってエピローグが良き終わりへ導いてくれるパートナーだとしても 自分の人生の主役は自分でしょう? |
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ええ、その通りでございます
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危険だからと遠ざけるのも、そのリスクを周知で一歩を進むのも
全ては主役である自分自身の決断次第 その覚悟を持ってこそ、エピローグの真価は発揮できるわ |
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そしてそんな主人公のような人と巡り会えたなら、
エピローグ自身も納得するような、 最終回へと向かうことができるのかもしれませんね |
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プロローグとエピローグ、
この二つの魔剣でも、向かう過程を決められないということが 人生を自分で決める大切さを教えてくれる気もするわ |
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では、エピローグを手にした魔剣使いが
自分の道を自分で決められる勇敢なる者であるのかどうか |
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その時にエピローグが描いてくれる、
最高のエンディングがどのようなものになるのか…! |
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わくわくするわ♪ 楽しみですわ♪ |