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クラン
怪物を怪物たらしめるものは一体なにか…
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マリー
あるいはあらゆる存在を破壊する圧倒的な力、
あるいは見たものを怯え竦ませる外見、 あるいは敵対する者の抵抗を無力化する超常性… |
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いいえ、それだけじゃ足りないわ…
力だけでも見た目だけでも特性だけでも怪物は成り立たない そのすべてが合わさった『どうしようもない存在』でなければ 真の怪物には成り得ない |
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ええ、そのとおり…
我々の想像を超え、理不尽を与えてくる存在にこそ、 怪物という名はふさわしいのですから… |
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そんな怪物『バンダースナッチ』の名前を、
あの魔帝アリスから直々に与えられた魔剣こそ…! ハルピュイア=ホロウ.ALICEなのね! |
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ふぅ…本当に驚いたわ
まさかまた、アリスファミリーの情報が公開されるなんて… |
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謎のヴェールに包まれていたアリス様の勢力が次々と…
まさしく魔界を揺るがす異常事態ですね 情勢が激変する前兆かもしれないと世界図書館は警戒しております |
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やっぱりマリーたちもそうなのね
私も似たようなヒリヒリした雰囲気を感じ始めているわ |
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ですが現状の私たちにできることは、
この新たなアリスファミリーの力を分析し、考察することです その結果が魔界の未来につながると信じましょう |
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そうね、まずは見た目からだけど…
怪物『バンダースナッチ』の呼び名に反して可愛らしいわ♪ ご奉仕してもらいたくなるメイド服よ♪ |
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しかし見た目で力を判断してはいけないのはご存知の通り
彼女が敵を殲滅し尽くす様子はまさに怪物であると伝わっております |
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元になったハルピュイア=ホロウも
可愛らしく気弱そうな見た目に反して終結の魔弾と呼ばれているものね そしてホロウ.ALICEちゃんはその破壊力がさらに強化されているわ |
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オズ.ALICE様と同様に悪魔の鍵の力が使えなくなった代わりに、
魔剣としての性能はさらに上昇しております その力は敵対者を一方的に圧倒するものとなったことでしょう |
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銃鎌のようになった魔剣で斬りかかり、
至近距離で炸裂の弾丸を直接叩き込むと同時に反動で敵を切り裂いていく… より暴力的になった印象よね |
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その相手の内より花開く銃弾の能力に加え、
『バンダースナッチ』として、 あらゆる戦場に対する適応性も得ることになりました 敵は自分がなにをされたか理解する間もなく粉々になります |
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行動を分析して、対策を取ったとしても、 それを上回り必ず敵を倒す…
彼女の気迫を感じるわ… |
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そうですね、
その精神性こそが私がもっとも恐ろしく感じるところです |
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悪魔の鍵の力で無限に戦いを繰り広げていたと聞くし
普通は正気を保てないのに、 精神を損なうこともなく戦い続けて大願を果たしてみせた よほど彼への思いが強かったのね… |
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それ故に彼の敵対者にとっては、
ホロウ.ALICE様が恐ろしい敵として立ちはだかることでしょう |
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さっき怪物の話をしたけれど、
可憐な少女の見た目で、敵を一瞬で砕く圧倒的な武力を持ち、 彼を守るためならば決して退くこともなく戦う… |
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敵にとっては遭遇してしまえば『どうしようもない』
理不尽を与えてくる怪物ですね |
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オズ.ALICEちゃんは女王としての理と法によって敵を制するけど、
ホロウ.ALICEちゃんは単純明快で、 言葉を選ばなければ『品がない方法』を一方的に叩きつけてくるの どちらも敵には回したくないわ |
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そんな彼女が再び彼の魔剣となり、
これからは彼だけの怪物として力を振るうようになります |
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ふふ、そこまで想われて彼も幸せね♪
でも同時にそれは怪物を御す責任を引き受けたことにもなるわ |
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そうですね、
かつてのホロウ様が戦場の兵器として恐れられて孤独となったように 怪物という埒外の存在としての力を持つホロウ.ALICE様にも、 その力を預けられた彼にも更なる困難が降り注ぐことでしょう |
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だけど、そんな常識を覆してこそ…
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怪物、ですね?
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きっと彼らは他人がどう恐れようと気にしたりはしないわ
お互いがお互いの理解者になって、 互いが信じ愛くしむ者のために怪物の力を振るえる |
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二人の間では信頼できる魔剣とマスター…
他者から見れば怪物とその主ですが、 その正体不明をもって困難を打倒していく |
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改めてだけど、
今の私たちが彼の敵じゃなくて良かったと思うわ |
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これからもそうあり続けられることを願っております
そして期待するとしましょう 怪物と称された少女が彼とともに向かう未来を |
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そしてそこに至るまで、まだまだ続く物語が!
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わくわくするわ♪ 楽しみですわ♪ |