|
クラン
ふふ、もうそろそろ笑い声しか出ないわね…
魔界の未来はこれからどうなってしまうのかしら? |
|
マリー
もしかしたらアポカリプス様が魔剣となった瞬間から…
全能の神々が敗れて地に堕ちたという伝承が生まれた瞬間から この現在は約束されていたのかもしれませんね |
|
|
そうは言っても、
長い間ずっと原初六魔剣として魔界で活動してきたアポカリプスちゃんと つい最近まで神の座にいた「あの子」とでは影響が大きく違うわ |
|
それに残る神々も座して待つことはないでしょう
これを期に魔界は更なる変革の波に揺り動かされることになります |
|
|
彼やお嬢様のように対抗できる魔王候補もいるでしょうけれど、
私たち一般の魔界住民は本物の神様の前では無力に等しいものね… |
|
人は弱く脆い、それは決して変えられない事実
ですが…それは諦めて流れに任せる理由にはなりません |
|
|
人には人の意地があるということ?
少しだけ悲観的になりすぎていたけれど…そう言われると燃えるわね♪ |
|
魔界は我々を常にふるいにかけ続ける厳しい世界です
だからこそ魔界に生き続ける我々もまた、現実に抗う力を持っています |
|
|
だったら神々に抗うためにも、
魔剣として人と共に生きることを選んだ神の一員をまずは知りましょう! 繁栄を司るマスターキー、煌の鍵師アーダちゃんを♪ |
|
マリーにとっても懐かしいんじゃないかしら?
希望王ルルくんとの最終決戦の際にはアーダちゃんは、 ルルくん側で参加していたわよね? |
|
ええ、その際は結果として勝利を手にする事ができましたが、
それは次元王様の助力と、彼女のある種絶対的な力のおかげでございます |
|
|
マスターキーを生み出した者だからこその権限、権能の封印
それがなければ魔剣王でも敗北していたかもしれない… 事実として神なだけあるわね… |
|
そして力の大半を失ったアーダ様は、
同胞であるアーベントロート様から力の半分を譲渡され生き延び、 紆余曲折を経て魔剣王様の下で魔剣となることを選ばれました |
|
|
彼女は人類も魔剣も目的を果たすための駒として見なして、
魔界の未来さえも顧みなかったと言うけれど…変われば変わるものね |
|
プライドや誇りに代えても守るものを定められたのなら、
それは神としての退化であっても、魂は強くなったと言えるでしょう |
|
|
事実として魔剣としてのアーダちゃんは、
マスターキーとして生きていた時と同等以上の力を発揮できるそうよ |
|
たしかアーダ様の鍵としての権限はリソースの管理でしたね?
|
|
|
その通り!
魔界に存在する資源と呼べるものは全て彼女が操ることができる! だからこそ《繁栄させるもの》と呼ばれたわ |
|
全世界のリソースとは…まさに神の視点をもった能力ですね
魔界のエネルギーの管理者と言えるでしょう |
|
|
どんなに豊かな世界であっても、
資源や水、食料が無限に眠っていることなんてありえない 文明とは得てしてその資源を独占することで発展を遂げてきたものよ |
|
それらの文明の勃興や衰退を適切にコントロールすることで、
魔界のバランスを保ち、今日までの繁栄を維持してきたというのですね |
|
|
逆にアーダちゃんを手にした魔剣使いが、
魔界の資源を全て独占することにならないのかは心配しちゃうわね |
|
全世界のリソース管理などというものは、
アーダ様の神として与えられた権限あってこその神業だと思われます アポカリプス様が魔界全ての人間を見届けたというのと同様に、 マスターと言えども同じことを試して脳が耐えられるとは思えません |
|
|
た、たしかに自分がそんなのを体験したら、
その瞬間に人間としての意識なんて消し飛んじゃうかもしれないわ… |
|
ええ、賢明ならばそのようなことは避けた方がよろしいでしょう♪
ですが他方で、魔剣として戦闘に応用する限定的な運用を行うのなら、 アーダ様は強力無比な力を発揮することができます |
|
|
相手の抵抗力にも依るでしょうけど、
敵からエネルギーを奪って自分のものにしてしまったり、 周囲からリソースを奪って力を極限まで高めたりできそうね ちょーっとふわふわした想像しかできないけど面白そう♪ |
|
その感覚はおそらく正しいはずです
人間には理解できかねるからこそ神の御業なのですから 使い手にはその不可能を理解し可能にすることが求められるのでしょう |
|
|
となると魔剣使いと魔剣、
つまりアーダちゃんとの向き合い方もすごく重要になるわね その力を理解できるアーダちゃんが心から協力してくれないと、 権能を使いこなすどころのお話じゃなくなっちゃうもの |
|
そうですね…
「彼」は彼女にとってマスターであると同時に自身を破った相手 その実力を一つも認めないということはありえないと思われますが… |
|
|
目的のために魔剣となることは認めても、
神様が人と同じ目線で並ぶことを認められるかというと別の話よね アーダちゃんは素直じゃない性格だと聞いているし |
|
これは…彼に期待するべきではないでしょうか?
|
|
|
それって…つまり、恋バナということね?
|
|
ええ、神であろうとも魔剣少女
心を開いて共に歩むためならば恋愛感情は大きな絆になるかと |
|
|
さすがマリーね、
時々出てくるその理論的すぎる分析が事実だからこそ恐ろしい! と、とにかく!マスターとして心をがっつり掴むことが大切よ♪ |
|
苦労を重ねた年月を感じさせるシンプルでわかりやすい言葉選びに
マリーは感服いたします |
|
|
神であっても魔剣であっても意思があるのなら、
最後は人と人との関係に帰結するのは当然の道理だものね♪ 魔界の神様と本当に理解し心を通じ合うことができるのか! |
|
そしてそんな神と手を取り合い、
魔界はどんな未来へと歩みだすことができるのか…! |
|
|
わくわくするわ♪ 楽しみですわ♪ |